GitHub Actionsで構築するCI/CDパイプラインの設計と実装
GitHub Actionsを使ったCI/CDパイプラインの構築方法を、テスト自動化からデプロイまで実践的に解説します。
CI/CDGitHub ActionsDevOps
CI/CDの重要性
継続的インテグレーション/デリバリー(CI/CD)は、ソフトウェア品質の維持と迅速なリリースの両立に不可欠です。当社ではGitHub Actionsを標準のCI/CDプラットフォームとして採用しています。
パイプラインの基本設計
効果的なパイプラインは、以下のステージで構成します。
- Lint & Format Check — コードスタイルの統一
- Unit Test — ロジックの検証
- Build — ビルドの成功確認
- Integration Test — 結合テスト
- Deploy — ステージング/本番デプロイ
name: CI/CD Pipeline
on:
push:
branches: [main]
pull_request:
branches: [main]
jobs:
lint:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- uses: actions/setup-node@v4
- run: npm ci
- run: npm run lint
test:
needs: lint
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- uses: actions/setup-node@v4
- run: npm ci
- run: npm test
キャッシュ戦略
ビルド時間の短縮にはキャッシュが効果的です。actions/cacheを使い、node_modulesやビルドキャッシュを永続化します。当社のプロジェクトでは、キャッシュ導入によりCIの実行時間を約60%短縮しました。
ブランチ戦略との連携
PRベースの開発フローでは、以下のルールが効果的です。
- PRへのpush: Lint + Test + Build を実行
- mainへのマージ: ステージング環境へ自動デプロイ
- タグの作成: 本番環境へデプロイ
Environment Protection Ruleを設定し、本番デプロイには承認を必須とすることで、安全なリリースフローを実現します。
セキュリティの考慮
Secretsの管理には GitHub Environments を活用し、環境ごとにアクセス可能なシークレットを制限します。また、依存パッケージの脆弱性スキャンをパイプラインに組み込むことで、セキュリティリスクを早期に検知できます。
CI/CDは一度構築して終わりではなく、チームの成長に合わせて継続的に改善していくことが重要です。